一級建築士の仁藤です。
昨日の事ですが、ガス器具メーカーのノーリツさんの営業マンの方が弊社に訪問されました。
少しのお時間ですがお話させていただきました。
当社の掛川下垂木モデルハウス【M-Smart2030】の給湯器をエコ給湯器ではなく、電気とガスでお湯をつくるハイブリット給湯器を採用されたのですか？
そんなご質問もいただきました。
私は単純に良いものだから使いましたとお答えしました。
もう少し詳しく言いますと、省エネ性能、ひいてはCO2削減性能では、エコ給湯器よりも環境負荷をかけません
当社が取り組んでいるSDGsの理念にも合致しています。
さらにその家に住まうお施主様のことを第一に考えてもいます。理由と言いますとM-Smart2030の理念は、どんな災害時、非常時でもその家が防災拠点となり
家族を守り続ける事ができる家でなければいけません。
例えばこの地域でも、数年前にありましたが台風災害で、一週間以上の停電が発生したこともありました。
その時皆さんが、一番困ったことはお風呂です。特に女性の方は髪を洗えないということで大変苦労をされました。
私がガスと電気でお湯をつくれるハイブリット給湯器を選択した理由は、一週間の停電でも普通にお風呂に入れる
家をご提供したいからでもありました。
このスマートハウスは、太陽光発電と家中どこでも電気を使える蓄電池も備えてあります。
停電中でも日中に太陽が出れば、発電できます。その電気を蓄電池に貯めることもできます。
200Vの電力も使える蓄電池ですので、IHクッキングヒーターでお食事の準備もできます。
お風呂のお湯も日中の太陽光発電の電気でお湯をつくり、お風呂を使う夜にはガスで沸かしたタップリのお湯でゆったり入浴もできます。
停電中でも、蓄電池からの電気で明かりもつきます。ボイラーも動きます。
あらゆる困難を克服する、想定外を想定する家造りがこれからの家づくりです。
原子力発電を止められて、太陽光発電のバックアップ電源の火力発電を余儀なくされ電力会社も疲弊しています。
これからも台風災害などでの停電や地震などでの停電なども普通にあるでしょう。
それを早期復旧できる力がそがれていくことになるかもしれません。
自分の身は自分で守る。
前の管総理大臣が、言っていました。『自助・共助・公助』まずは自分で、その後は地域で、最後に国が助ける。そんな意味です。
ものの良し悪しがわかる人と家造りすすめてください。それが自分や家族を守ることにもなります。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。
追伸・・・今回訪問されたノーリツさんの営業マンは、伊勢市出身の青年でした。私は一週間前に伊勢市に行ったんですよと伝えました。
昔は駅前も今ほど開発されていなかったようです。余談ですが・・・・・
