こんにちは
一級建築士の仁藤です。
皆さんは、なぜ家を買う(欲しい)のですか? なぜ今なんですか?
アパート代がもったいないからとか、自宅が古いからとか、
理由は様々かもしれません。
家が狭くて新しい家を建てても、子供達も巣立っていき還暦を迎えるころには、こんなに大きな家を造らなければよかった。
と後悔している人も少なくないです。
私の理想をお伝えしますと、家は最低2回建てることが良いと思います。
例えば30代前半に子育て用の家を持ち、60代には夫婦二人で住まう家を建てる。
30代の家は、子供たちに繋げるとか、他人に売却するとか、貸せるとか、そんなことも考えた家造りいかがでしょうか?
65歳で引退されてからも、10年~20年は元気に健康で冬も寒くなく、夏も暑くない快適な暮らしをしていただきたいです。
日本は1990年代後半から、構造改革・緊縮財政・規制緩和等によって国民の暮らしが破壊されてきました。
1980年代には、世界の企業ランキングの上位30社は、ほとんどが日本の企業でした。
残念ながら現在は1社もいません。
私を含めて30年前から選挙権を持つ国民達が自らを貧困にさせる政治家を選んできたからでもあります。
それは政治の責任かもしれませんが、国民の責任でもあるのです。
30年前には、生まれていなかった人や選挙権のなかった人の責任ではありません。
但し現在の選挙への投票率は、とても低いです。確かに入れたい政党や政治家はいないかもしれません。
だからと言って政治に参加しなくても、政治はあなたに絡みついてくるのです。
マスコミ報道やテレビ報道なども、国民から真実の事を隠すためか、どうでも良いニュースを垂れ流しています。
家造りもそうかもしれません。
家を欲しい理由とその家を将来どうするのかを明確に考えていただきたい。
家族の形が変わるのだから、家の形も変わるべきです。ある意味では、家を買わない選択肢も間違いではないかもしれません。
なぜ家を買うのか明確にイメージしてください。
なぜその場所なのか、その間取りなのか、その仕様なのか、その大きさなのか、
何となくでは、結果的に失敗するかもしれません。
利便性の良い土地や、将来的に価値に下がらない土地は高くて狭いです。
私は、大きくても価値の無い家があることも、小さくても価値のある家があることも・・・・
最後にお金(予算)に縛られた家造りはやめてください。現金で払いなら別ですが・・・・
一軒目の家を住宅ローン(月賦)で購入される方なら、その家に暮らし続ける月々の経費までしっかりと考えた家造りをしてください。
その結果がその家の価値です。
二軒目は、自分たちの夢を実現した最高の家づくりをしてください。お金は、使ってこそお金です。
子供達や、他人も羨む健康的な暮らしをしてください。
銀行は、お客様からの預金は負債です。お客様への貸し出しが資産です。お金を返済しないで利息だけ払ってくれるお客様が一番良いお客様なのです。
昭和の時代は、高度成長期でもありましたので、これで良かったのです。
国民や、法人がお金を借りて投資する世の中にしていかなければ経済は膨らみません。
今の若者たちは、テレビ離れですので、私は期待させていただきます。
日本人は、優秀で強い大和民族です。日本は、かならず復活します。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。