こんにちは
一級建築士の仁藤です。
最近は第三種換気から第一種換気システムを選択されるお客様少なくないです。
ここで注意していただきたいことがあります。逆に知っていてほしいことでもあります。
あなたの選ぼうとしている第一種換気システムは
顕熱交換換気ですか? 全熱交換換気ですか?
こんな言葉初めて聞く人もいるかもしれません。
ご説明しますと、顕熱交換換気システムの場合は、外部の空気と室内の空気と熱交換だけをする換気システムです。
メリットは、比較的安価な製品が多いです。
デメリットは、温度は交換しますが、湿度の交換は行いません。冬の場合は、家の中で加湿した空気がそのまま外に出てしまい。乾燥した空気が室内に入ってきてしまいます。
冬季の快適さは、意外と湿度を保つことで得られます。ウィルスも乾燥した空気が大好きです。加湿器などの管理も必要です。
夏季の場合は、室内のエアコンで空気を冷やし除湿を行っているのですが、この換気システムでは外部の湿気の多い空気が室内に入ってきてしまいますので
カラとした快適さを感じにくいかもしれません。結果的にエアコンの温度を下げることで肌寒さを感じる方も少なくないです。
実は夏も湿度を適正にすることで、エアコンの温度設定を高めにできたりします。夏季に湿度の多い空気が室内にはいることで、カビの発生リスクもたかまります。
結果的には安いと感じても、暮らしてからの満足度、快適性が担保されない可能性がありますのであまりお勧めできない換気システムになります。
第三種換気システムを標準仕様にされている工務店の場合は、第一種換気システムに変更した場合はこんな感じのものをご提案されるかもしれませんから
要注意です。洗濯物を室内干しされる方などは絶対選んではいけません。大切な家が傷んでしまいます。
私が、今お客様にご提案しています第一種換気システムは、もちろん全熱交換換気システムですので、ご安心いただけます。
温度も湿度も交換しますので、梅雨時期や暑い夏なども洗濯物の室内干しは安心です。夜干せば朝には乾いていることになります。
もちろん生乾きによるへんな臭いもつきません。
冬季などは、積極的に室内干しをしていただきたいです。換気の悪い家では、夜室内に洗濯物を干すと冷たい窓ガラスに結露が発生したりもしますが、
全熱交換換気システムでは、湿度調整を自動で行ってくれますので、洗濯ものから発生した湿気も程よくコントロールして室外に排出します。
加湿器なども不要になりますので、水キレの心配もいりません。
この換気システムのリーズナブルな価格でご提供できていますので安心してください。
第一種換気システムなら何でもいいとは、思わないでください。
家づくりには、確かな情報をもった嘘のつかない誠実なかたと進めてください。
最後に全熱交換換気システムで暮らされているお施主様の生のメッセージお読みください。
ご縁を大切に唯一無二の家づくり
お陰様でありがとうございます。
仁藤さま
こんにちは。
新居では冬になっても家中暖かく、暖房は昼間は23度、夜は26度に設定しています。以前の家では朝方はエアコン30度に設定してようやく暖まっていたので26度で家中暖かいのは助かります。エアコンをつけた時の乾燥も無く、結露のジメジメ感もありません。加湿器も使わずに済んでいます。・・・・・・