■この流れは止めようがないかもしれません。
太陽光パネルのメーカー各社が、パネルの値上がりを発表しています。
値上がり幅は大きいところだと20%以上、小さいところでも10%程度は見込まれています。
コロナ前までは、年々値が下がっていた商品なので、ここでの値上がりは寝耳に水って方も多いかもしれません。
さらに、値上げは一回だけでは済まないかもって言われてもいますので、どうなるのか動向に目が離せません
この物価高の中、かなり痛い話ですね・・・
■なぜ値上がりをするの?
値上がりをする理由ですが、いくつか原因があります。
1、世界的な電力不足で太陽光パネルの需要が増えているから。
2、原材料の値段の高騰で、製造単価が上がっているから。
3、原油高により、輸送コストが上がっていること。
4、日本は世界に比べ物価安の為、日本に売ると安くなるので、高く買ってくれる他の国を優先している。
その他にも原因はありますが、どれも簡単に解決するとは思えません。
これらの理由が解決できない限り、値下げはかなわないと思った方がいいでしょう。
■じゃあ値段が下がるまで買わない方が良いの?
そうなると、値下がりするまで購入を待とうとする人達が増えます。
しかし、残念ですが中々値下げは出来ないと言われています。
それは世界的な目標であるSDGsが絡んできます。
SDGsを真剣に取り組めば取り組むほど、電気やエネルギーが足りなくなります。
それを原発がまかなえばとも言われていましたが、世界的にも原発廃止の動きが盛んです。
しかも、脱炭素のために石油エネルギーも使いづらいので、どうしても自然エネルギーに頼らざるを得なくなり、太陽光パネルの需要も上がってきます。
需要が上がれば、値段は上がる。
これは自然の摂理ですので、値上がりは予想しやすく、値下げは予想しづらい、これが値下げを予想できない理由です。
■だったらいつ買えば良いの?
だったらいつ買えばいいのでしょうか?
答えは『今』です。
答えは『明日』です。
答えは『2年後』です。
答えは『10年後』です。
つまり、買いたいときに買えば良いと言うことです。
あれだけ言っておいてどういうことなの?って思うでしょうが、実際にいつでも買いたいときに買うのが正解なんです。
■太陽光パネルは買えば利益が出るシステムだから。
その理由は簡単で、太陽光パネルは住宅の設備の中で、利益を生むことが出来る、数少ない住宅設備です。
利益があるからいつ買ってもどれだけ値上がりをしても(上がり過ぎは問題ですが)関係ないと言えるんです。
ん?ちょっと待って、利益って売電のこと?売電って毎年値が下がっているから、パネルが値上がりしたら利益なんてないんじゃない?
そう思えた人は、よく勉強されている方だと思います。
まさしくその通り、売電の利益ではまかなうことは今の段階でもかなり難しい状況で、値上がりをしていったらまず無理だと言えます。
しかし、それでも太陽光パネルは利益が出るんです。
■太陽光パネルの一番の利益は『電気を買わないこと』
その答えは、太陽光パネルを設置することで、電気を買わなくて良くなることにあります。
この効果は皆さんが思っている以上に凄い効果があり、聞くと絶対に欲しくなるくらいの効果があります。
特に当社のことを調べてくれている方はご存じの通り、当社の建物は電気量を0にするシステムを売っています。
もし、電気を買わないで住む生活が出来たら・・・・
当社なら可能ですが、その際のシミュレーションをしてみようと思います。
■電気を買わない際のシミュレーション
毎月の電気代が平均して、2~3万円程度だと仮定します。
この数字は国が(統計局)が公表している全国の光熱費から算出しています。
2~3だとあいまいなので、2.5万円にしてみましょう。
すると年間に30万円の電気代を払うことになります。
10年間で300万円、30年間で900万円、30代の方が家を建てたら50年くらいは住まれるので、50年間も計算すると、1500万円の電気代を払うことになります。
毎月にしてみるとたかが2.5万円ですが、年数を重ねるととてもすごい金額になります。
さらにこれから電気代は上がると言われています。
実際に10年前と比べ、今の電気代は1.2倍以上になっています。
今後、この倍率で電気代があがるとすると50年間の2000万円以上の支出になることも予想出来ます。
これから今では想像できないくらいの超省エネ家電が出てくれば話は別ですが、この位の支出は考えておかないといけません。
逆を言えば、電気を買わない生活の場合、この費用がまるまる残ります。
これを利益と考えると、とても大きな金額になることが分かります。
■でも、太陽光パネルは絶対にNGって言っているYoutuberもいるよ?
私もそういった方のyoutubeを何回も見たことがあります。
その方々の言っていることも正しい見解だと思っています。
それは太陽光パネル単体での話だから。
確かに太陽光パネルだけだと、昼間に電気を作って、家で多少の消費をして、残りを売電と言って電力会社に売っていきます。
ひと昔前だと、その売電額が多かったので、利益を得ることが出来ましたが、今でかなりの少額になってしまったので、売っても売ってもそんなに儲かりません。
そう考えると、100万円以上する太陽光パネルを導入する価値がかなり少なくなってしまいます。
だから、やめた方が良いのです。
やめれば、出費も少なくなるし、屋根に重たいパネルを載せたくても良く、メンテナンスなんかも気にしなくてもよくなります、だから載せない方がむしろ得なんです!!!
もっと別意見もあると思いますが、こういった意見でNGだと言っていることが多いと思っています。
■しかし、そこに『蓄電池』を足したらどうでしょう?
しかし、そこに当社のように蓄電池を足してみたらどうでしょうか?
昼間に作った電気は、まずは家に使って余ったものは蓄電池に貯めていきます。
夕方から夜になると発電をしなくなりますが、そこからは蓄電池からの供給に切り替えれば、電気は買わずに済む生活が実現します。
特定負荷と言って使える場所や家電が固定されている電池では実現できませんが、当社のおススメの全負荷型の電池なら、家中どこの電気も使えるので、電気を一切買わなくても普通に生活が出来ることも条件の一つだと言えます。
そうすると、先ほどのシミュレーションのような生活が出来ますので、いくら高い電池やパネルを入れても、いくら高額なメンテがあったとしても。メリットを上回ることは想像できません。
もし、50年の間に2000万円の経済効果があるのなら、50年の間に3~4回程度、電池もパネルも全て新品にしてもお釣りが来ます。
実際には修理等はしても、新品を入れ直すことは考えづらいので、ある一定の経済効果は見込めます。
そこまで、含めた話でやめた方がいいと言うデータがあり、それが納得出来れば賛成しますが、自分が調べている範囲では覆すことはむしろ難しいことだと思っています。
また、こういった経済効果の他にも、災害時の予備電源になることや、電力の高騰にも対応できる、そんな家になることもメリットだと言えます。
■まとめ
今日もニュースで太陽光パネルなども含めた値上がりの話をしているのを見ました。
確かに、値上げは生活を考えれば怖い存在ですが、初めから値上がりが分かっていたら、いくらでも対応ができ、そんなに怖がることではないと私は思っています。
今回の値上がりは、1年以上前から、ウクライナの問題が起こった時にもなるだろうと言われていました。
そういった情報と準備が出来ていた人は、今もう家を建て終えています。
たった1年違うだけで、全く同じ家を数百万も安く買えた人達です。
今回の件も、今そういったことが分かっていたら出来る対策は沢山あります。
1年前にしっかりと動けた方のように、これから家を建てたいと思っている方は、準備をしておくことをおススメします。
数年後、数十年後に後悔をしないために、皆さんとお話が出来たらと思います。
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