床暖房も例外ではなく、要らないのではないかと考える方も多いでしょう。
しかし、本当のところはどうなのでしょうか。
今回は、高気密高断熱の住宅の床暖房事情について詳しくお話しします。
□床暖房のデメリットを紹介!
床暖房はあれば良いと思われがちですが、デメリットも存在します。まず最初に便利だと思われがちな床暖房のデメリットを5つ紹介します。
1つ目は、設置費用が高いことです。
床暖房の相場は1帖当たり5~10万円です。
そこにポンプなどの設備代が加わるともっと高くなります。
リフォームやリノベーションでは床材を剥がす作業も加わるのでその分の費用も重なります。
2つ目は、電気代が高いことです。
床暖房はエアコンよりも高いです。
例えば、8帖の部屋で毎日10時間使用した場合の電気代は4~6千円かかると言われています。
床暖房以外にも他の電気代がかかるので、十分に気をつけましょう。
3つ目は、定期的なメンテナンスが必要なことです。
床暖房を使っていると内部の水分が減ります。
そのため、不凍液を補充する必要性があるのです。
メンテナンスは10年に1度が良いと言われています。
4つ目は、低温やけどの恐れがあることです。
床暖房は表面温度が高くなるため、なるべく靴下を履いて生活しましょう。
足元は温まりますが、体全体が温まりにくいのも床暖房のデメリットです。
5つ目は、温まるまでに時間がかかることです。
適温になるのに1時間はかかると言われています。
コンクリートを埋設していると3時間以上になることもあります。
□高気密高断熱の家に床暖房は不要?
高気密高断熱の家、当社スマートハウスでは、床暖房の導入を見当する必要はありません。エアコンが生み出した熱をしっかり家の中と床下に留まらせて、外気の冷気をシャットアウトした循環システムとなっています。
そのため、床暖房無しでも床が暖かいまるで床だんなので、十分に寒い冬を乗り切れるのです。
高額な床暖房設備は、家全体を温めようとすると効率が悪いです。
高気密高断熱の住宅に床暖房を入れるかどうか悩んでいる場合は、入れなくて良いでしょう。
追伸・・・論より証拠、百聞は一見に如かずです。
当社掛川モデルハウスにて、まるで床だんのご体感いただけます。
11月末までの見学案内となりますので、お早めにご予約下さい。
□まとめ
床暖房はあると便利ですが、このようなデメリットもあります。高気密高断熱との相性を考えると、その必要性も薄れてしまいます。
それらの点を踏まえた上でもう一度考えてみて下さい。
他にも高気密高断熱について気になることがあれば、当社までお気軽にご連絡下さい。
住宅のプロとして親身にお応えさせて頂きます。