高気密高断熱とは一体何を基準にしているのか気になる方もいるでしょう。
実際にその性能の良さを測るための数値がいくつかあります。
今回は、その高気密高断熱の数値の基準について詳しくお話しします。
□高気密高断熱で使われるC値やUa値とは何か!
高気密高断熱の住宅とは、高性能な気密性と断熱性で外気からの影響を最小限にしてくれる省エネな建物のことです。その高気密高断熱の住居の性能を数値で表すことができます。
その際に使われるのがQ値、C値、Ua値です。
Q値とは、熱がどのくらい逃げにくいのかを表したものです。
冬に暖かい部屋で過ごしたいときなどの参考になります。
Q値は低い方が断熱性の高さを表すので、Q値は低いほうが良いです。
低い分だけ熱が外に逃げにくいことを表しているので、冷暖房がよく効く証拠になります。
C値は、気密性を数字に表したものです。
C値も低いほうが隙間の少ない高気密な家ということになります。
そのため、C値がなるべく低い住居を選びましょう。
こちらの熱が外に逃げるのを防ぐので、冷暖房が効率よくかかります。
Ua値とは、熱がどのくらい外に逃げてしまうのかを表しています。
つまりUa値が高いと冬は外に熱が逃げてしまい、熱は外気の熱を取り込んでしまいます。
そのため、Ua値も低い方がいいです。
この値が低いと冷暖房の効率が良くなり、年中快適に過ごせます。
□高気密高断熱には明確な基準がない?
では、数値の種類を紹介したところで実際にどの数値から高気密高断熱の住宅と言えるのでしょうか。実は、明確な高気密高断熱の基準となる数値はありません。
参考までに紹介すると、高断熱に関する指標は2013年の次世代省エネ基準になります。
断熱性はUa値によって全国8地域ごとに決められています。
しかし、住宅メーカーや工務店が独自で定義した数値をうたっているのが現状です。
その地域の自然環境によって必要な数値や性能は変わってきます。
そのため、地域ごとの環境を調べておくことをおすすめします。
追伸・・・現在は断熱等級5・6・7が追加されました。
以前の性能表示と比べますと5=ZEH・6≒G2・7≒G3 という感じです。
もちろん当社では、断熱等級7の仕様での家づくりも大丈夫ですのでご安心ください。
□まとめ
このように高気密高断熱の家にはその性能の良さを測る数値がありますが、基準はありません。住む予定の地域や土地に出向いて、周りの環境を見て家の性能を考えるのもいいですね。
他にも分からないことがあれば住宅のプロである、当社までご連絡下さい。
今までの経験を活かして、親身にお応えさせて頂きます。
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