■この数日寒くなったと思いませんか?
今週は体調を崩し、未だに全快せず仕事が進みません・・・
皆様にはご迷惑をお掛けしております・・・
メールも凄い数を頂いており、全て返信をしたつもりですが、返信しきれていないかもしれません。
本当にご迷惑お掛けして申し訳ありません・・・
さて、自宅ですが住み始めて約1か月。
色々なことが分かってきましたが、今回はその室温についてのお話をしたいと思います。
■家に入ると暖かい
この数日気温下がりましたよね。
昼は暖かい日が続いていますが、夜はもう涼しいを通り越して寒いと感じることが増えてきました。
20日はこの温暖な御前崎でも11℃まで冷えたみたいです。
北国の方からみたら、何のこともない気温かもしれませんが、ここでは11℃はもう冬の気温です。
しかし、引き渡しを受けた先月から昨日まで、私の家ではエアコンをつけたことがありません。
室温は1日通して23℃くらいで寒い夜には暖かく、暑くなった日中では涼しく感じます。
湿度は50%後半から60%程度。
加湿も除湿も無く、雨の日も晴れの日もほぼ同じ湿度です。
簡単に言うと快適です^^
秋なので当然と言われるかもしれませんが、隣に建っている実家では朝晩は暖房をつけなくては寒くていきていけません、
お風呂に入る際も、洗面所を暖めないと高齢な両親は危ないかもしれないので、小さなエアコンをつけて暖めています。
これからもっと気温が下がれば暖房をつける日も来るでしょうが、いつまでつけないで済むのか。
自宅で試してみたいと思います。
■断熱性が高いから?いいえ違います。
さて、この暖かい状況ですが、断熱性が良いからこうなっているのではありません。
もちろん断熱性も高いのですが、3年前に家を建てた友人の家は埼玉でそこまで寒くはない地域ですが、
もう暖房をつけないと寒くてしょうがない状況みたいです。
その家は、地元だと有名な会社さんでしっかりと断熱された家ですが、そういった状況です。
では、なぜ私の家は暖房をつけなくても良いのでしょうか?
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答えは、換気と正圧です。
私の家は、他とはちょっと違う換気システムを使います。
一般的な換気システムは下の画像のように、家の中の空気を換気扇を使って押し出し、
家の壁に開けた穴から空気を吸い込みます。
これを第3種換気と言いますが、一般的な換気システムであり、法的にも認められている換気システムです。
この方法だと、夏の暑い空気、冬の寒い空気を直接取り込むことになります。
なので、温度調整が難しく、いくら断熱性が良い家でも直接寒い空気を吸い込んだら、家中寒くなるのはあまり考えなくても分かります。
埼玉の友人の家はこの方式の換気システムなので、いくら高断熱の家になっていても、寒くなっていってしまいます(それでも昔の家を比べたら、格段に暖かいですが・・・)
私の家は、下図のような構造になっています。
このように家の中の空気が外よりも圧力が強いため、家の中に寒い、暑い空気が入ってくることがありません。
しかし、それでは換気が出来ないので、換気はしていますが、その空気と室内の空気の温度を調整することで、
家中に暖かい(夏なら涼しい)空気を送り続けます。
なので、寒くならないのです。
また、冷たい空気は重たいので足元に溜まり、頭付近はボーとしてしまうくらい暖かいのに、足先は冷えて寒くなってしまうことがあります。
エアコンで暖房をするとよく起きる現象です。
この対策もしっかりと出来ており、床から常に暖かい空気が出続けることで、足もとが寒くなることがありません。
この効果により、私の家は外が寒くても、家の中は暖かいと言えるのです。
■高断熱だから暖かいは間違い。高断熱は暖かいための最低条件
このように高断熱だから暖かいということは、間違いだとご理解頂けたと思います。
今では常識になってきましたが、未だに高断熱だから暖かいと言うフレーズを使っている会社さんもあります。
それは間違いではないですが、それだけでは間違いです。
高断熱は暖かくするための最低条件。
その条件下でどうすれば本当に暖まるのか?
その仕組みや方法を持っている会社さんと、お付き合いがしていきたいですね^^
当然当社なら対応していますので、ぜひご検討下さい。
良かったら私の家に来てもらっても構いません。
その際には、下記のフォームからご連絡下さい。
いつでもお待ちしております。
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