こんにちは
一級建築士の仁藤です。
昨日ですが、とうとう私の家にも、電力会社さんから『電力料金に関するお知らせ』届きました。
内容を抜粋しますと、2022年12月分の電気料金から、電気料金の一部である燃料調整費調整額の算定に用いる平均燃料額の上限を廃止します。
具体的にお伝えしますと、見直し前の11月分の電気料金までは、上乗せ額は5.36円/kWhだった上限が12月分からは上限なく調整されるということです。
現在スマートライフプランの深夜電力でお湯を貯めている方の場合では、
11月分までは16.3円(ナイトタイム)+3.45円(再エネ賦課金)+5.36円(燃料調整費)=25.11円が
12月からは、私の想定では30円は軽く超えてしまう可能性があります。それがもっともっと高くなってもいきます。
あくまでも3か月前の燃料の値段が基準ですので、下がる見通しがつくのも3ヶ月後ということになります。
このまで読んでいただいた賢い方は、もうお気づきかもしれませんが?
太陽光発電だけ設置したオール電化住宅は、危険だということです。
昼間の余剰電力を16円/kWhで売電する家では損してしまうということです。
私がご縁を頂きましたお客様には、前々からお伝えしていますが、電気エネルギーを売るのではなく、買わないことが大切な世の中になるということです。
創エネ設備は必須ですが、私の話を聞いて蓄エネ設備も設置したお施主様は大安心です。
電気代が上がれば上がるほどメリットが増大するのがこの蓄電設備なのです。
蓄電池は、まだ早いとか、停電の時に一部だけ使えればよいとかいっている営業マンも少なくないです。
私から言わせれば、その効果を説明するのが、めんどーで家さえ売れれば後は知らんから?
そんな人に思えます。私のダダの偏見ですが?
お客様がご理解頂けることは、めんどくさく思うかもしれませんが、
正しい情報をお伝えしたなかで正しい選択を希望するだけです。
さらにお伝えしますと、中部電力管内では、唯一あります浜岡原子力発電所を稼働させることで
電気代が下がる可能性はあるかもしれませんが?
再生可能エネルギー特にメガソーラー発電を増やせば増やすほど、火力発電に頼らざるおえない状況になりますので
突然の停電リスクや電気代の高騰問題は続いていきます。
2016年の発送電分離、電力自由化により今の現実は想定されたことでもあります。
少し調べていただければわかりますが、LNG価格は、2011年~2014年間も高かった事実があります。
2015年~2021年までは、比較的安い時期でもありました。
なぜ2011年~2014年のときは、電気代高騰の問題が出なかったのか?
はい、その当時は、各電力会社が発電するためのエネルギー調整を手間暇かけてやっていたのかもしれません。
顧客第一主義とは、安定した電気を安定した価格で供給する。使命でもあり仕組みでもあります。
2016年電力自由化により、無駄な物や採算の合わないことを切り捨てる政策になり
現在に至るのかもしれません。
水道民営化の先にあるものもこんな感じです。
自分の家族を守る家が、#仁藤流スマートハウスでもあります。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。