そこで、今回はそんな時の対策方法を紹介します。
□エアコンをつけていても部屋が暑い理由や原因とは?
まずは、エアコンを付けているのに部屋が暑くなる時に考えられる原因を5つ紹介します。1つ目は、フィルターにホコリや汚れが付いていることです。
エアコンの内部にはホコリやゴミが溜まりやすくなるフィルターがあります。
フィルターは空気の通り道でもあるため、汚れていると冷気が十分に放出されません。
定期的な掃除やケアが必要です。
当社のスマートハウスMsmart2030では、埃の少ない空気環境を実現していますので、エアコンの掃除はほぼ不要です。
2つ目は、風向きが下向きになっていることです。
冷房に適した風向きでなければ、冷気は室内を上手く循環しません。
冷気は暖気よりも重いため、上から下に移動します。
暖気は上に溜まりやすいので、そこに風を向けて循環させる必要があります。
Msmart2030では、夏用エアコン1台のみ稼働させることで家中快適冷房になります。サーキュレーション気流で風を送ります。
3つ目は、冷房能力が不足していることです。
エアコンは冷房能力が発揮できる広さが畳数で設定されています。
適応畳数と部屋の広さが一致していないと、十分な冷房効果が生まれません。
部屋の広さとエアコンの設定をもう1度見直してみましょう。
当社の場合は、エアコンの選定までお任せいただいております。14畳エアコン1台の全館空調システムとなります。
4つ目は、室外機周辺に物を置いている場合です。
室外機は室内からの熱を外へ放出する役割を果たします。
排出口の周りに物があれば、十分に熱気を逃がすことができません。
熱気が逃げやすくなれば、室外機自体の持ちも良くなります。
5つ目は、直射日光が室外機に当たっている場合です。
直射日光で室外機自体に熱が上がっては、効率的に機能しません。
グリーンカーテンをかけたり、カバーを付けましょう。
こまめな水掛けも有効です。
夏用エアコンの室外機の設置場所は、できれば南側を避けた北側設置がお薦めです。
□エアコンの設定温度を下げる前にできる対策とは?
部屋が暑いと感じた時に、設定温度を下げる前にできることがあります。その対策をいくつか紹介します。
まずは、風量を強くしてみましょう。
エアコンの風量を強くして、体に適度な風を当てることで体感温度が下がります。
扇風機を一緒に使うのも効率的です。
次に、風向きを調整しましょう。
先程も少し述べたように、暖気は上に、冷気は下に溜まりやすいです。
この温度のムラを無くすためにも、風向きを変えて調整しましょう。
他にも、冷房グッズを使ったり、カーテンを閉めて日光を遮ったりとできることは沢山あります。
□まとめ
普段、冷房を付けても暑いと感じる方は是非色々と試してみて下さい。冷房の使いすぎは環境にもお金にもよくありません。
しかし高断熱高気密の家づくりにおいては、夏は日中の日差しを家に入れない設計と24時間エアコン稼働させることが必須になりますので、より家の性能が大切になります。
設定を温度を下げる前に、他にできることはないか考えてみましょう。
追伸・・・これからの家づくりの常識は窓からの日射遮蔽を考えることです。
窓の大きさも大事ですが、外付ブラインドの設置もお薦めいたします。
ご縁を大切に唯一無二の家造り
お陰様でありがとうございます。