今回の記事では、そんなマイホームの外観の決め方についてお話しします。
□マイホームの外観の決め方
まずは、外観の決め方の簡単なプロセスを説明します。1つ目は、デザインイメージを大まかに決めます。
和風、北欧、アメリカンなど様々なタイプのデザインがあります。
ご自身がどのタイプのデザインにしたいのか考えましょう。
2つ目は、 大まかな形状を決めます。
長方形や正方形以外にも、L字、コの字など複雑な家の形も沢山あります。
屋根も大きなデザインポイントになるので、ここで屋根の種類や形を決めるのもお勧めです。
3つ目は、メインカラーを1〜2色選びます。
外壁や屋根に使うメインカラーを決めましょう。
このメインカラーはとても重要な役割を持つので、全体的に統一感をだし、シンプルなものを選びましょう。
4つ目は、外壁の素材を決めます。
素材決めはデザインにとって大切なプロセスです。
サイディング、塗壁、タイルなど色々な種類があるので、何が合うか1度調べてみましょう。
5つ目は、窓の配置を決めます。
窓の配置は外観のデザインにとっても、家の通気性にとっても大切です。
風の通りが良くなるよう考えながら、配置しましょう。
6つ目は、照明や植栽を決めます。
照明は明るい雰囲気を作ったり、大人しい雰囲気を作ったり、デザインのムードを左右します。
植栽は置くだけで、ナチュラルで明るい空間を作ります。
□外観で失敗しないためのポイントについて
次に、外観デザインで失敗しないポイントです。まずは、大きなカラーサンプルを使いましょう。
外壁や屋根は塗る面積が大きく、印象を大きく変えます。
色選びで失敗しないためにも、なるべく大きなカラーサンプルを使いましょう。
そして、個性的なカラーは後悔する可能性があるので注意しましょう。
好きな色や印象的な色を使いたくても、統一感が取れていないと全体のバランスが悪くなります。
色あせや汚れやすさも考慮しましょう。
白やクリーム色は汚れが目立ちやすく、黄ばみや汚れも目立ちます。
メンテナンス費用を抑えたいのであれば、黒やブラウンがお勧めです。
最後に、メンテナンス費用も確認しましょう。
外観を維持するのにメンテナンスは欠かせません。
定期的にどれくらいのメンテナンス費用がかかるのか把握しましょう。
□まとめ
家の外観は来客だけでなく、家の前を通る人の印象も左右する大切なものです。ぜひ外観決めには注意して、素敵なデザインだと思ってもらえるようなマイホームにしましょう。
そのためにも、まずはどのようなプロセスがあり、どのようなデザインがあるのか知るところから始めることをお勧めします。
追伸・・・
家の性能によっては窓の大きさとか、位置などの考え方も変化してきております。
高断熱・高気密住宅をご希望される場合は、日射遮蔽・日射取得を考慮したパッシブデザインに整えるほうが住み心地は良くなります。
エネルギー消費量まで考えた外観造りが必要でもあります。